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ホーム - 視点・思考法 - 問題解決能力を身につけても意味がない。| 必要なのは問題を発見する力。

問題解決能力を身につけても意味がない。| 必要なのは問題を発見する力。

どうも!会田です。(@saku5433)
マッチングアプリに登録したけど、なかなか女の子とマッチしないからプロフィールの写真や文章を変えたんです!でも、やっぱり全然マッチしません!!どうしたらいいんですか?!

と、聞かれたのでどんなマッチングアプリを使っているか確認したら、女性の登録者数より男性の登録者数の方が圧倒的に多いアプリに登録していた。なんてことはザラにあります。

いやいや、自分はそんなこと滅多にないって?!いやですね、ことビジネスではこれと同じようなことをしてる人が結構います。いつまでも問題が解決されないとか、常に問題を抱えてるとか。

今回はそんな人の為に、問題解決の真実をお話しましょう。

目次

  • 1.問題解決能力で問題が解決しない理由
  • 2.必要なのは問題解決能力ではなく問題発見力
  • 3.ビジネスは前提条件に支配されている
  • 4.まとめ

1.問題解決能力で問題が解決しない理由

いつまでも問題が解決しない、常に問題を抱えている人は、問題を解決しようとしているから問題が解決されないんですね。禅問答みたいですね。笑

問題解決が苦手な人は、問題にフォーカスしがちです。問題というのは事象。そして、事象っていうのは表面に現れた事柄。そのため、表面的な問題をいくら解決したところで別の問題がまた新たに発生してしまう。そのため、問題解決に至らない。

先ほどのマッチングアプリの話であれば、マッチしないのはプロフィールの写真や紹介文が原因だと考えていました。しかし、根本的な原因は利用していたマッチングアプリに女性の登録者が少ないこと。

勘のいい方なら気付いたはずです。表面的な問題ではなく、原因そのものを解決しない限り問題は際限なく繰り返されるのです。そう、金太郎飴のように!

問題解決には2種類の行動があることを知りましょう。

1.対処的行動
2.戦略的行動

1.対処的行動

問題が発生した後に行動すること。全然マッチしないから、プロフィール写真や紹介文を変更する。というのが正にこれです。

そして、問題を解決する行動自体が対処的な行動なわけなんですね。

2.戦略的行動

問題自体に対応することはありません。それとは全く別の行動をして根本的な問題をなくす行動です。マッチングアプリでマッチしないなら、別のマッチングアプリを使うってことです。

問題の根本を解決するのでインパクトが大きいのが特徴。

2.必要なのは問題解決能力ではなく問題発見力

問題解決はあらかじめ与えられた範囲の中で、問題を解決することです。上司やクライアントから依頼された問題に取り組み、解決していくのがメインの仕事。依頼された中に根本的な問題があればいいですが、そもそも与えられた問題が間違っていればどんなに完璧に解決しても意味がないわけです。

特に経営者やコンサルタント・リーダーなどの経営に関わる仕事をしている人は、問題を解決する力よりも問題を発見する力が問われます。そして、問題発見こそ本来の仕事です。

では、どうすれば問題発見力を高められるでしょうか?問題を見つけるには問題の「深さ」という視点が必要になります。

例えば、高熱の場合。すぐに思いつくのは解熱剤を飲ませるという解決策です。しかし、高熱が出ているということは他に原因があるかもしれません。39℃前後の熱が急速に出た場合はインフルエンザかもしれませんし、扁桃腺が炎症を起こしているなら扁桃炎かもしれません。右上の腹部や右肩があるなら急性胆嚢炎かもしれません。

このように根本的な原因を発見するには問題の「深さ」を意識すること。熱という表面的な症状か深堀していきます。一段階深いレベルが高熱という事象に着目する。そこから更に深いレベルが扁桃腺の炎症という事象です。

このように事象の原因を深く深く調べていくことで、問題の上流へ遡り真の原因を見つけることができます。表面的な事象にだけフォーカスして問題を解決していては効果もそれほどありません。

3.ビジネスは前提条件に支配されている

問題は常に上流にあります。その理由をわかりやすく説明しますね。

川は常に上から下に流れますよね。上流で土砂が崩れたら下流はどうなるでしょう。泥だらけで水が濁りますよね。奇麗にしようと、どれだけ必死に泥をすくっても泥は流れ続けてきます。でも逆に、上流の土砂崩れを堰き止めれば、下流に流れていく泥は減りやがて水は綺麗になります。

問題解決も同じです。上流で発生した問題が下流に流れていく。どんなに必死に問題解決しても、上流の問題を解決しないかぎり次から次へと問題が流れてくる。ことビジネスにおいては、上流の影響がはっきりと下流に表れます。

上流の問題がいかに重要かを理解できたと思います。ならば、どうすれば目の前の問題が上流か下流か見分けられると思いますか?その見分け方を紹介します。上流で起こる問題は、抽象的で創造性を必要とする思考領域なことが多いのが特徴です。わかりやすく言うと目に見えない部分。逆に下流で起こる問題は、具体的で効率性を求める行動領域なことが多いと言えます。

ビジネスにおいて上流は前提条件です。この前提条件を無視して問題を解決することはできません。じゃあ、前提条件って何でしょうか?

・どんな市場を選んだか
・どんな価値を提供するか
・どこで利益を出すか
・どうやって顧客を集めるか
・どうやってリピートしてもらうか

 …etc

例えば、あなたは「商品が売れないからもっと顧客を集めたい」と考えています。そこで、最近勢いのある競合を調べたら、Web広告を活用していることがわかりました。早速、自社でもWeb広告を出してみることに。広告を出した甲斐もあってたくさんの人を集めることができました。でも、いっこうに商品は売れません。なぜだろう?あなたは首をかしげます。

これは競合の目に見える部分だけを真似したからです。目に見える部分は具体的でわかりやすいですが表面的なもの。目に見えない部分を調べなければ上手くいきません。そうやって考えると、そもそも市場がないのかもしれない。市場はあるけど顧客が欲しい商品がないのかもしれない。いずれにしても、問題解決では根本的な問題をなくすことはできないわけです。

4.まとめ

真の問題解決とは問題を発見することです。ただ目の前の問題を疑いもせず解決するだけでは、思うような結果を得ることはできません。

ビジネスの場合は前提条件がすべて。なので、前提を変えることができなければ、どんな施策をしたところで上手くはいかないのです。この辺の詳しい話は、無料メールセミナーで話をしているので、気になる人はこちらからどうぞ。→無料メールセミナー

Category: 視点・思考法, 記事一覧Tag: 問題可決能力, 問題解決
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