目次
1. オプトインページとは
オプトインページとは、メールアドレスを登録してもらうページでスクイーズページと言われることもあります。目的は1つだけで、メールアドレスを登録してもらうことです。逆に言えば、それ以外の行動を促す必要はありません。
2. なぜオプトインページが必要なのか
オプトインページが必要な一番の理由は、登録してくれた人に何度も連絡を取るためです。何度も連絡すると嫌われてしまうのでは?と思う方もいると思います。確かに、相手の許可なく一方的にメールを送り続けると、迷惑がられ読まれなくなります。
しかし、オプトインページで集めたメールアドレスは違います。その理由は、自らの意思でメールアドレスを登録しているから。登録者は何らかの悩みがあり、その解決方法を知りたくて登録してくれています。だから、あなたがメールを送れば送るほどあなたに好意をもちます。※もちろん、ちゃんと価値のある内容を送ることが前提です。
そうやって何度も価値を提供し続けることで、信頼関係が出来上がります。信頼関係ができれば、見込み客 → 顧客 → リピーター → ファン → 熱狂的なファン、というかたちで関係を構築することも可能です。
そして、このような関係を築くには何度も連絡をとる必要があります。
3. Unbounceでオプトインページを作る方法
早速オプトインページを作成していきましょう。
3-1. テンプレートを選択する
PAGESから「Create New」をクリックし作成ページに進みましょう。
①Pick a content typeから作成するコンテンツの種類を選択します
・Landing Pages :ランディングページ(セールスページやオプトインページ)
・Popups :ポップアップ(Webページにポップアップされます)
・Sticky Bars :ステッキ—バー(スクロール中も常に上部表示されます)
・AMP :モバイルページで高速表示される仕組
今回はオプトインページを作成するので「Landing Pages」を選択します。
②Chose a templateからFilter(フィルター)とSort(ソート)を掛けることができます
【Filter】
・All :全て
・Click Through :特定ページへ移動させる
・Coming Soon :近日公開
・Lead Generation :リードジェネレーション
・Consultancy :コンサルタント
・Industry Specific :業界特有
・SAAS Product :サースプロダクト
・Mobile Apps :モバイルアプリ
・Event :イベント
・EBook :イーブック
・Webiner :ウェビナー
・Long-Form Sales :ロングフォームのセールスページ
【Sort】
・Popular :人気順
・Name :名前順
・Recent :最近追加された順
僕の場合は作成するオプトインページのイメージに合いそうなテンプレートを、FilterとSortをかけずに選ぶことがほとんどです。FilterやSortをかけて選択する場合も、一度全てに目を通すと、次回以降作成のイメージが湧きやすくなります。
今回は、「ALLHER」というテンプレートを使いオプトインページを作成します。「Start with this template」をクリックし次に進みます。
3-2.ヘッドコピーを作成する
テンプレートのヘッドコピーを選択し、直接文字を入力すればテキストを変更することができます。テキストの種類やサイズ、カラーやスタイルは右側のプロパティから変更できます。
・Family :フォントの種類
・Size(px) :テキストのサイズ
・Line Spacing(px) :テキストの行間
・Text Color :テキストの色
・Highlight Color :ハイライトの色
・Style : 太文字、斜体、下線、打消し線、上付き文字、下付き文字
3-3.サブヘッドコピーを作成する
ヘッドコピーと同じ要領でサブヘッドコピーも作成していきます。また、テンプレートに新たに文字を追加したい場合は、左側にあるテキストマークをドラッグアンドドロップすることで、好きな場所にテキストを追加することができます。
また、テキスト以外にもセクション、ボックス、画像、ボタン、ライトボックス、フォーム、動画、カスタムHTMLを同じようにドラッグアンドドロップで追加できます。
Unbounceではページに埋め込めるフォーム数は1フォームのみです。もしフォームを増やしたい場合は、カスタムHTMLを使いフォームを追加する方法もあります。
3-4.CTAを作成する
CTA(call to action)を作成します。こちらも、通常のテキスト入力方法と同じで、選択しテキストを変更します。フォントの種類や大きさ、色やスタイルも変更も右のプロパティから変更可能です。
3-5.フォームを作成する
フォームを選択し、右側にあるForm から、「Edit Form Fields」をクリックしフォームを編集していきます。
このようなフォーム編集画面が現れるので、一つずつ編集していきましょう。
【Pre-Defined Fields】からフォームに必要な項目をクリックすると追加できます。
・E-mai :メールアドレス
・First Name :名
・Last Name :姓
・Phone Number :電話番号
・Age :年齢
「↑」「↓」でフォームの順番の入れ替えができます。ゴミ箱マークで削除できます。フォームを選択すると右側の編集画面が表示されます。
・Field Label :ラベル名を変更
・Hide Label :ラベルを非表示
・Field Placehorder Text :入力画面に記入例を入力
・Auto-generate from Field Label :基本的にはデフォルトのまま
・Validation Options :チェックを入れると入力必須項目となります
次にConfirmationからフォーム登録後の確認ページを編集していきます。
【Confirmation】
・Show form confirmation dialog
確認メッセージをポップアップ表示します
・Go to URL
指定したURLへリンクさせます
・Post form data to a URL
フォームデーターを指定したURLへ投稿します
・Show alert message
確認メッセージを小さく表示します
・Open URL in lightbox
あらかじめ作成したライトボックスへリンクさせます
今回はShow form confirmation dialogを選択し「Eidi Confirmation Dialog」をクリックし登録後に表示されるメッセージを作成します。
これまでと同じように登録後の完了メッセージを編集しましょう。
4.モバイルページを調整する
Unbounceはレスポンシブ対応しています。画面右下にある「mobile」をONにすることでレスポンシブ対応となります。しかし、現在作成している見え方はPC画面の見え方のため、多少調整が必要です。
右下の「Mobile」のタブをクリックしスマホ画面を表示します。
スマホ画面を表示ではフォントの大きさや、テキストの位置がズレているので一つづつ修正していきます。「0から始めるマーケティング講座」のテキストが不自然なので修正します。
右側の「mobile only」からテキストの大きさを変更します。「Size」から変更すると、PC画面で表示するテキストもサイズが変わってしまうので、必ず「mobile only」から変更しましょう。
画面下のテキストが赤くおおわれているところは、テキスト表示が可能な範囲に収まっていないのが原因です。テキストの位置を修正しましょう。
次にフォームの間に不要なスペースがあるため、このスペースを無くします。フォーム全体を選択して、下にある赤枠内の四角から調整できます。
不要なスペースをなくすとスッキリとしたフォームになります。他にも修正した方がよい箇所は修正し、全ての修正が完了したら「preview」からPCとスマホの表示画面を確認してください。問題なければ「Published」をクリックしオプトインページを公開しましょう。
5. まとめ
操作方法を覚えれば、オプトインページを作成するのにそれほど時間はかかりません。知識のない人が作っても、プロに負けないオプトインページを作成することができます。また、細かな修正やABテストも直ぐにできるのが魅力です。
ただし、注意すべき点が1点あります。それは、テンプレートを使わず1から作成しようとしなことです。その理由は、作成に時間がかかる、効果が出るかわからないからです。本来の目的は結果を出すことであって、凝ったオプトインページを作ることではない。ということだけ忘れないようにしましょう。
Unbounの契約方法や使い方はこちらのページで説明しています。
→Unbounce使い方ガイド