こんにちは。会田です。(@saku5433)
最近よく耳にするようになった「個の時代」という言葉。この言葉の本当の意味をあなたは知っていますか?僕は当初、「会社や組織に属さず、フリーランスで働く」という意味として捉えていました。
しかし、本当の意味はそんな簡単なものではありません。
今回は「個の時代」の本当の意味と、今後あなたが生き抜くために必要なスキルをお伝えしましょう。
1.「個の時代」の重要性
2020年頃から「個の時代」という言葉を多く耳にするようになりました。ここでは、「個の時代」とは何か?そして、まだ多くの人が気付いていない「個の時代」の重要性についてお伝えします。
1-1.「個の時代」の本当の意味
冒頭でお伝えした通り、僕は「個の時代」の意味をずっと「会社や組織に属さず、フリーランスで働く」という意味だと思っていました。しかし、それは表面的なもので本当はもっと真剣に考えるべきものでした。
その理由は、今後はAIの登場により2030年頃までには、多くの人の仕事はAIに置き換えられるからです。そして、2045年にはAIが人類の知能を超えるシンギュラリティを迎えると言われています。このシンギュラリティを迎えると、人類は2種類に分類されます。それは、AIを使う人とAIに使われる人。
そして、このタイミングは2045年から2029年に予測が修正されています。こうなると、当然多くの人の仕事がAIに置き換えられたり、AIに指示されるようになります。
これは何を意味するのか、、、
会社から与えられた仕事だけをしているサラリーマンや、依頼された仕事だけをしているフリーランスは、近い将来、本当に職を失うという意味です。厳しい言い方をしますが、替えが効く存在は簡単に他の人材やAIに置き換えられてしまいます。
では、どういった人材が生き抜くことができるのか?
ズバリ、、、
仕事を生み出せる人
これにつきます。
例えば、AIは与えられた仕事をこなすことは得意ですが、0から1を生み出すことはいまのところできません。また、仕事を生み出せる人は、組織に所属していようが、独立しようが、AIがどんなに進化しようが、価値を創出することができます。つまり、「個の時代」の本当に意味は、自分で仕事を生み出せる=価値を創出できる人、という意味です。
資格やスキルを身につけてフリーランスとして働いていたとしても、他の業者やAIと替えが効く程度であれば、それはまだ本当の意味で「個の時代」を生き抜けるとは言えません。仕事を生み出せる人、替えの効かない存在になれる人こそ、本当の意味で「個の時代」を生き抜くことができます。
仮にこの内容が話半分だとしても、遅かれ早かれ時代は価値を生み出せる人を求めるようになるでしょう。
1-2.これまで
2020年以前までの働き方や世の中の価値観について説明します。過去の価値観を知ることは、いまの自分がまだ過去に引きずられているのか、既に過去の価値観を手放し「個の時代」に適応しようとしているのかを知る指標となります。
これまでの時代の代表的な価値観は、お金、物質、所有、安定、組織、肩書、成功、自力、常識など。例えば、いい大学に行き、安定した会社で組織として働き、高い給料をもらい成功する。というのが世界の価値観でした。
しかし、これらの価値観は大きく変わりつつあります。では、これからの価値観がどんなものになるのか説明します。
1-3.これから
これからの時代は、いままでとは全く違ったものとなります。過去の価値観と比較してみるとわかり易いです。
これからは、情報、体験、共有、流動、革新、ボーダレス、個人、フリーランス、繋がり、仲間、喜び、助け合い、フレキシブルが新しい価値観として定着していきます。
事実、終身雇用は崩壊し、リモートワークが当たり前になることで場所の制限はなくなり、プロジェクト単位で個人やフリーランスが集まる。肩書きなど関係なく、分かち合いや共有するYoutuberやインスタグラマーが成功しています。
誰でも情報を発信でき、誰とでも繋がることができるいま、過去の価値観に縛られたままでは思うように生きていくことは難しくなるでしょう。逆に、自分の価値を高め、情報発信することができると、これまでよりも早いスピードで自分の思いを実現できるでしょう。
では、「個の時代」を生き抜くにはどのようなスキルが必要なのか?
2.「個の時代」に必要なスキル
どんなに知識やスキルがあっても、他と替えが効く程度であれば意味がありません。こらから「個の時代」を生き抜くのに、あなたが必要なスキルをお伝えします。個のスキルを身につけ活かすことができれば、明るく開けた未来を実現できます。
2-1.価値を生み出す
一番重要で一番難しいのが価値を生み出すこと。ここをクリアできれば、チャンスは一気に広がります。では、どうすれば価値を生み出すことができるのか?
まず、前提として全ての人が「価値を生み出せる」ということ。特別な才能がない、平凡な生活をしている、、、関係ありません。全ての人が誰かの役に立てるのです。
そのうえで、自分はどんな価値を生み出せるのかを見つけましょう。あなたの価値に繋がるヒントは、普段あなたが当たり前のようにやっていること。でも、周りからは凄いと言われることです。何を言われても気にしない性格、友達のちょっとした変化に気付くことができる、テーマパークのアテンドが得意なんでも良いです。ちょっとしたことが、価値を生み出す原石の可能性があります。自分で気付けなければ、家族や友人に「自分の才能って何?」と聞いてみてみましょう。
2-2.情報発信する
情報発信は成功するための第一条件です。どんなに優れたスキルや才能があっても、それを世の中の人に知ってもらわなければ存在しないのと同じ。だから、情報発信はどんどんしましょう。自分が何者で、何が得意で、どんな価値を提供できるのか。
ここで重要になるのが、はじめは質よりも量をこなすこと。数をこなせば質も上がり、多くの人の目にも触れます。事実、メルマガやLIVE配信アプリなどは、コンテンツの質や配信者の見た目がどれだけ良くても、配信数が少ないと売上や登録者数は増えません。逆に、少しぐらい質や見た目が悪くても、毎日配信している方が売上や登録者数は増えるという結果がでています。
まずは、情報発信をする。という習慣をつけるようにしましょう。
2-3.ファンを作る
価値を生み出し、情報発信をしている時点で、程度の売上やファンを獲得することは可能です。しかし、それだけではあなたが望む結果には繋がらないでしょう。重要になるのが、あなたの情報に触れてくれた人をいかにファンにするかです。
どういうことか?例えば、あなたがセールスをしなくても、販売しえいる全ての商品を購入してくれたり、新しい商品をリリースすると伝えただけで、内容が何も決まっていなくても予約購入してくれる。もっと言うと、何も販売していなくても、「何か商品は販売していないですか?」とメッセージが来るようになります。
このように熱狂的なファンを作ることができれば、ビジネスは一気にイージーモードになります。
3.結論
「個の時代」を生き抜くには、表面的な資格やスキルがあるだけでは不十分です。替えの効かない価値を生み出したり、自ら仕事を生み出すことが必要になります。
そして、それらは「価値を生み出す」「情報発信をする」「ファンを作る」ことで、実現することができるのです。多くの情報が溢れる現代、他とは違う価値を創出し発信する。あわせて、それらの情報に触れる人を熱狂的なファンに変える。これこそが、「個の時代」を生き抜くために、真に必要なスキルなのです。
あなたは、今後ますます加速する「個の時代」を生き抜くために、まず何から始めますか?